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脱・レガシーシステム!本稼働からわずか3ヶ月での「定着化」と年間約500万円*¹のコスト削減に成功~イメージ情報システム、全国中小企業クラウド実践大賞2021・奨励賞を受賞!~

リリース
2022/03/03

クラウドERP「ZAC Enterprise」(以下「ZAC」)を提供する株式会社オロ(本社:東京都目黒区 代表取締役社⻑:川田 篤、以下 オロ)は、企業のIT戦略パートナーとして戦略からシステム構築、運用、業務処理に至るまでを総合的に支援するイメージ情報システム株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:齋藤元秀、以下 イメージ情報システム)が、基幹業務システムとしてZACを採用し、2か月間でのシステム導入に加え、本稼働からわずか3ヶ月間という短期間で「定着化」に成功しています。業務の標準化による生産性の向上、年間約500万円のコスト削減*¹ の実現だけでなく、更には、全国中小企業クラウド実践大賞2021のモデル事業としてイメージ情報システムが奨励賞を受賞したことをご報告いたします。
*¹ イメージ情報システム調べ

イメージ情報システム(右:イメージ情報システム株式会社 管理本部 総務部 部長・狩野氏、左:同社 管理本部 総務部・加藤氏)

【社会環境】
デジタル社会形成に向け2021年9月よりデジタル庁が内閣に設置されました。デジタル化を掲げる背景には、民間企業のDXの遅延に対する危機感があります。経産省が公表した『DXレポート』*² で、企業による“DX推進を妨げる要因”として、
  • 既存システムが事業部ごとに構築したため、全社横断的なデータの利活用ができていない
  • 過剰なカスタマイズにより、システムが複雑化・ブラックボックス化している
  • このままDXの遅れを取り戻せないでいると、2025年以降、経済的損失が年間最大12兆円生じる可能性(2025年の崖)がある

ことを指摘しています。

「DX推進」と「2025年の崖」問題解消のための重要な施策として注目されているのが、ERP(Enterprise Resource Planning(企業資源計画))の活用です。ERP市場に関する調査*³ によると、「2025年の崖」問題にかかるERP需要から2019~25年度まで年平均10.4%増で成長、2025年度には3,266.0億円市場になると予測されています。

ERPを導入する際、自社の業務にあわせて大量のカスタムモジュールを開発するのは、システムを複雑化させ膨大な開発期間とコストが必要になります。そのため、ERPの機能に合わせて社内の業務プロセスを標準化させることも大切です。ERPパッケージのベンダーは、それぞれの業種において最も標準的で基準となるビジネスプロセスの知識・ノウハウ(ベストプラクティス)を持っており、オロが提供するクラウドERP ZACも、膨大な数のベストプラクティスが組み込まれています。
*² 経済産業省 DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~(本文)
*³ デロイトトーマツミック経済研究所 2021年7月19日『ワークスタイル多様化で拡大する基幹業務パッケージソフト(ERP)の市場展望【2021年度版】』

 

【導入背景】
イメージ情報システムでは、もともと導入していたシステムが老朽化し、また、必要なタイミングで必要なシステムを個別最適化して導入していたため、原価管理、販売管理、勤怠管理、そして経費精算と複数のシステムが乱立、それによる業務負荷が増大するという課題を抱えていました。この課題を解決すべく、ZACを採用。ノンカスタマイズで導入いただき、2ヶ月間で導入・本稼働。そこからわずか3ヶ月間という短期間で「定着化」に成功。開発の工期、コスト、運用管理費を最低限に圧縮しながらシステムの連携とデータ統合を実現し、経理業務の大幅な効率化を中心として年間約500万円*¹のコスト削減に成功しております。
*¹ イメージ情報システム調べ

WEBサイトにて、イメージ情報システムのERP導入事例を公開しています。
https://www.oro.com/zac/casestudy/image-inf.html

 

【イメージ情報システム様 導入インタビュー】
■システムの老朽化を機に、個別最適なシステムの乱立を見直すことに
「きっかけはシステムの老朽化です。ハードウェアもそうですし、ソフトウェアも自社開発したものは長年にわたって小規模改善を続けてきたのですが、システムごとにOS・言語がバラバラで、かつOSが保守切れになるなど、メンテナンスのコストが膨らんでいました。また長年使っていると組織や考え方、見るべき数字が変わってくるもので、昔に作ったシステムと現在の業務とのギャップが生まれていたのも要因です。加えて、必要なタイミングで必要なシステムを個別最適な形で導入していたので、複数のシステムの乱立による業務負荷の増大も課題になっていました。

そこで販売管理・原価管理・勤怠管理・経費管理と、それぞれバラバラに存在していたシステムをすべて統合する壮大なプロジェクトとしてZAC導入を検討しました。いざ提案を受けてみると「ZACにカスタマイズを加えなくても、当社の幅広い業務を十分にシステム化できる」と当時の導入プロジェクト担当は判断したようです。もし導入中に致命的なギャップが見つかればカスタマイズする方針でしたが、現在でもノンカスタマイズで利用できています。」

■リプレイスにおいては、自社の業務にフィットするシステムを選ぶことが大切
「 ZAC導入においては「ERPパッケージとして素の状態のままで使う」ことに気を付けていました。ちょっとした表記変更も行っていません。業務の仕組みを変えるわけですから、名称や表記が微妙に変わるのは当然だと考えたためです。その結果、あとから入社した人にも非常に分かりやすいシステムとして現場にも受け入れられていると思います。ERPパッケージはベストプラクティスをカタチにしたものであり、1つの完成されたポリシーがあって作られるシステムだと考えています。当社においては、こうしたポリシーと自社とのギャップが分からない状態でカスタマイズはせずに、まずはこちらがパッケージに寄り添う方針を取りました。特にZACは内部統制に関する機能も豊富なので、ヘタにカスタマイズすると良くないだろうという判断もありました。

通常のERP導入プロジェクトでは並行運用期間を設けてFit&Gap調査をしっかり行うべきだと思いますが、今回は当社の事情から並行稼働をしている余裕がありませんでしたので、やや強引に導入を進めていきました。それでも結果的に導入がうまくいったのは、ギャップの大きいシステムを入れて無理やり合わせるのではなく、元々ギャップが少ないERPを選定できたからだと思います。教科書的ですが、やはり自社の業務に対するフィット感が強いシステム選びが大切だと感じました。カスタマイズなしでのシステム活用はユーザーもベンダーもハッピーだと思います。」

■3か月で「道はできた」!
「私がZAC導入に関わってから本稼働までに残された期間は僅か2か月でしたが、並行運用期間なしで導入した割には、大きなトラブルもなく導入できました。当社はシステム会社ですから、社員のITリテラシーが高かったことも要因のひとつだと思います。」
「 3カ月で本稼働後の大変さがある程度落ち着いて、「道はできた」という感じでした。」
「 ZAC定着までにかかった3か月間、第1四半期のうちにある程度課題を出しきれたので、その後は社内で説明会を開いたり、営業職向けに使い方をアドバイスしたり、場合によっては総務部で業務を引きとったりと、社内フォローに時間を使いました。当社の管理部門と現場が、業務フローを効率化するためにお互い協力できるところは協力しています。」

イメージ情報システム様の導入インタビュー記事の詳細はこちらをご覧ください
https://www.oro.com/zac/casestudy/image-inf.html

 

【イメージ情報システム株式会社について】
事業概要:企業のIT戦略パートナーとして、最適な経営環境の実現に向け、特定のベンダーや製品に依存しない中立的な立場をとり、戦略からシステム構築・運用・業務処理に至るまでを総合的に支援しています。
所在地:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-4-11 犬塚ビル1F
URL:https://iis.image-inf.co.jp/
設立:2017年10月

 

 

 

<クラウドERP 『ZAC』に関するお問合せ>
株式会社オロ マーケティンググループ 担当:武田
TEL:03-5843-0653 / Mail:zac@jp.oro.com

<報道に関するお問い合わせ>
株式会社オロ 広報担当 齊藤
TEL:03-5843-0836 / Mail:info@jp.oro.com

 

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