クラウドERP「ZAC」(以下、ZAC)を提供する株式会社オロ(本社:東京都目黒区、代表取締役社⻑執行役員:川田 篤 以下、オロ)は、ZACの新機能「QuickSight連携オプション」を大幅アップデートしたことをご報告いたします。
■アップデートの概要
オロが提供するBIサービス「QuickSight連携オプション」ではリリース以来、「導入後すぐに利用できるダッシュボードテンプレート」を提供してきました。今回、お客様から要望の多かった「人月あたり粗利」「時間当たり営業利益」といった経営指標が見られるテンプレートの提供を新たに開始するとともに、ZAC内にあるデータをより簡単に取得できる「カスタムテーブル機能」を実装いたしました。
このアップデートの背景には、Amazon書籍 経営学カテゴリで新着1位を獲得したIT・広告・コンサルティング業向け書籍『ナレッジワーカー・マネジメント』の発刊があります。より実践的な経営管理の実現のため、本書のノウハウを反映したテンプレートを公開するに至りました。
■「ダッシュボードテンプレート」の刷新
今回のアップデートでの主な特徴は、着地見込み(フォーキャスト)を含めた予算対比や、引合案件の推移、部門別から案件別までの営業利益、従業員のリソース状況、そして1時間あたりの営業利益など、生産性管理の指標を見たい角度、粒度で可視化できるテンプレートです。
ナレッジワーカー・マネジメントでは「業務管理」「売上管理」「利益管理」「生産性管理」を、「経営の見える化」を阻む4つの壁として定義しています。これらの壁を乗り越えるために、多種多様なテンプレートをご活用いただけます。
■「カスタムテーブル機能」
ZACのアウトプットAPIのデータ取得条件(引数)をアプリケーション上で指定しデータを取得できる機能です。
これまで、QuickSight連携オプションで予算対比を見るためには、一部プログラミングを行う必要がありました。お客様からの「QuickSightでも予算対比を見たい」という要望に応え、非エンジニアの方でも、アプリケーション上でAPIの条件指定をしてデータを集計/取得することが可能になりました。
※本機能は弊社サービス「ZAC」のオプション機能(有料)です。ご利用には「ZAC」のご契約が必要となります。「ZAC Enterprise」をご利用中のユーザー様は別途弊社担当までお問い合わせください。
※別途APIオプション(Output API)の契約が必要です。
※お客様ご自身で別途AWSアカウント、QuickSightアカウントの作成が必要です。
※詳細は本サービスに関するお問い合わせ先までご連絡ください。
オロでは今後も継続的にZACの機能強化を実施し、業務効率化・生産性向上に資する基幹業務システムとしてユーザー様に便利にご利用いただけるよう取り組んでまいります。
【QuickSight連携オプションについて】
Amazon Web Servicesが提供するBIサービス「Amazon QuickSight」と連携することで、売上・利益、勤怠、経費データといったZAC内の様々なデータを、豊富なビジュアルで可視化できます。ダッシュボードを作成して公開し、メールレポートで定期的に配信することもできるため、より精緻な経営分析が実現します。
※Amazon Web Services、AWS および Amazon QuickSight は、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
【ナレッジワーカー・マネジメントについて】
オロは、自社のクラウドERP「ZAC」「ZAC Enterprise」「Reforma PSA」の提供を通じ、IT・広告・コンサルティング業といった知的サービス業の経営改善を累計1,000社以上支援してきました。また、オロ自身も「ZAC」を活用した経営管理を徹底することで、1999年の創業以来、連続増収・黒字経営を続けております。オロおよび当社クライアントの管理会計に関する取り組みを体系的にとりまとめ、「知的サービス業に特化した、連続成長を実現する経営管理ノウハウ」を書籍『ナレッジワーカー・マネジメント』としてまとめています。
■本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社オロ カスタマーソリューショングループ 担当:野田
TEL:03-5843-0653 / Mail:zac@jp.oro.com
■報道に関するお問い合わせ先
株式会社オロ 広報担当
TEL:03-5843-0836(直通)/ Mail:info@jp.oro.com